
「戦争は女の顔をしていない」
KADOKAWA 発行
作画 小梅けいと
原作 スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ
監修 速水螺旋人
の3巻を購入しました。
このシリーズを購入するきっかけって、原作者の他の作品
「チェルノブイリの祈り 未来の物語」
が2015年のノーベル文学賞を受賞したので手にとったのが最初だったのですよ。
そしてこの作品がマンガ化されるという話を聞き、
「白石の萌えキャラでロシア人である彼は、どんな歴史を聞いて育ってきたのだろう?」
と言う、しょーもない妄想から購入したのですよ。
(ちなみに原作小説はまだ読んでません)
そーいう懐古趣味で購入したはずだったのですが。
「負傷したドイツ人が 地面に転がって
土をつかんでいたのを憶えています
痛みに苦しんでいたのです
私たちの兵隊が
そこに近づいて言ったのです
「俺たちの大地に 手を触れるな
お前の土はお前の国にあるんだ」と」
P183〜184より
…侵略戦争がニュースになっている現在に、物凄く突き刺さる言葉ですよね…。
(過去の話だと思って読んだのに、過去の話になっていない)
他にも書きたい事があるので、また後日。