生存証明として。
ヤマザキマリさんの新しいシリーズ「オリンピア・キュクロス」購入しました〜!
今度は古代ギリシア人が東京オリンピックに沸く昭和の時代(1964年)にタイムスリップした、という設定ですが、古代ギリシア語を喋って古代人のデメトリオスとごく普通に会話する巌谷(イワヤ)先生って一体…?
大学の哲学の教授?
現代の常識がなさそうな人が現れても、動ずることなく現代の知識を解説もしているし、デメトリオスの言動から本当の古代ギリシア人だと受け入れているし。
「テルマエ・ロマエ」のルシウスは1世紀頃に生きていた人で、この作品のデメトリオスは紀元前400年頃に生きていた人、と二人の間には600年ほど開きがあるのですが、アテネに留学経験のあるルシウスはデメトリオスと会話出来るのでしょうかと考えてみたり。
巻末にヤマザキさんの解説があるのですが、絵を描いているヤマザキさんだからこそのギリシアの壷絵の解説が面白かったです。
(壷絵の作者の技術にも上手い下手があるとか。私だったら技術不足の壷絵を見ても
「この絵はそーいう様式なんだ」
としか思わなさそうだけど)
2巻には漫画神が登場するらしいので楽しみです。
他にも書きたい事があるので、また後日。