「コウノドリ」ほか感想として。
「稽留流産」編2話。
(しかし稽留流産(けいりゅうりゅうざん)って言葉、初めて知りました)
過去に2回流産した篠原さんの、赤ちゃんの心音確認の検査結果なんだけど、結果は心音確認できず…と重い回なんだけど、四宮先生がヘパリンの在宅自己注射に関してちょっと伏し目がちになりながら解説要員しているのに萌えている無責任腐女子…。
(「コウノドリ」に関してまともな感想が読みたければ他をあたってくだせぇ…)
次回予告にて「篠原さんの選択は?」ってあったから篠原さんが不育症専門クリニックを受診するかどうかを決める事になるのかな?
他の作品についてもいろいろ書きたいけど、今回は「カバチ!」について。
いつだったか子供が出来ない奥さんが行政書士に相談しに行って、行政書士は
「それなら近くに産婦人科がありますので、そちらに相談してください」
という説明とともに、その産婦人科の絵が入るんだけど、それが「河野産婦人科医」(だったと思う…)で、看板にコウノトリの絵が…。
作画担当の東風先生は、「コウノドリ」を意識していたのかな? と思ったのですよ。
今回はラストに産婦人科の病院が描かれていたんだけど、名前が
「ぷてら産婦人科医院」
で、看板にはデフォルメされたプテラノドンらしき翼竜が…。
読者から「コウノドリ」との関連を突っ込まれたのか、作画担当として東風先生はこっぱずかしくなったのかどうか明らかではありませんが、アホ白石は一人で
「アタシの翼竜展パンフレットが火を噴くぜ!」
と盛り上がっていました。
(2008年に日本科学未来館にて開催されたのですよ。
恐竜とか翼竜が好きなので見に行きました)
今回「カバチ!」はとても良い話だったのですが、なにぶん読んでいる白石がアホ腐女子ですので、こんな妄想。
「…なぁ、サクラ」
隣を歩いていた四宮が足を止めた。視線はやや上を向いている。街の看板で、興味を引くものでもあったのだろうか。
「…コウノトリが赤ん坊を運んでくるのは、みんなが知っているというか…正当な言い伝えだよな?」
「…まぁ…有名だよな…」
四宮の何気ない言葉に、鴻鳥は苦笑まじりに返事をする。
「…プテラノドンが赤ん坊を運んで来たら、親はきっとびっくりするよな…」
「……はい?」
突拍子のない四宮のつぶやきに、鴻鳥は固まる。理由を説明するかのように、四宮は一点を指差した。
四宮の指差した先には、「ぷてら産婦人科」の看板。ペルソナほどの規模ではないが、その医院は地域の出産を支えているのだろう。
看板にはデフォルメされたプテラノドンらしき翼竜が、簡略化され布に包まれた新生児をくちばしからぶらさげている。普通はその役割はコウノトリだよな、と、同じ名前を持つ鴻鳥は思う。
四宮は言葉を続ける。
「コウノトリが赤ん坊を運んでくるのは古くからの言い伝えで理解できるんだが、なんでプテラノドンなんだろうな? 女性だったら鳥はよくてもは虫類っぽいのは苦手だという人って多いのにな。始祖鳥はあまりうまく飛べなかったらしいから適任じゃないのかもしれんが」
「四宮」
四宮の言葉を遮るように、鴻鳥は四宮の肩に手を置いた。
「…四宮。お前、疲れているんだよ」
「…そうだな…」
今度は四宮が苦笑いした。
他にも書きたい事があるので、また後日。