コミケカタログを購入しました。
自分のサークルは落選しているのですが、同人関連の情報がたくさん載っているので、ついつい購入してしまうのです。
興味深い記事がたくさんあるのですが、いつも楽しみにしているのは、海外の同人イベント事情などを紹介している「AIDE新聞」コーナー。
今回はスペインのマンガ事情などが紹介されている
「スペイン サロン・デル・マンガ探訪記」
ヨーロッパ大陸に位置するのに、他のヨーロッパ諸国とは微妙に違うというスペインの事情を興味深く読みました。
スペインでも日本のマンガが人気だったり、でも主流からちょっと外れた作家さんたちの作品も人気だったり、他のヨーロッパ圏では人気の無い作品がスペインでは人気だったりと、いろいろカオスな状況であるのを読んで、つい「チェーザレ」の一場面
「なんという混沌(カオス)… いや、調和(ハルモニア)か」
のシーンを思い出してみたり。
(チェーザレが生を受けたボルジア家って、チェーザレの時代でも
「ボルジア家はスペイン発祥」
というのを忘れていないんだよね。内緒話はスペイン語でやりとりしているし)
でも「聖おにいさん」のタイトルが「イエスとブッダ」になっているのは、元のタイトルを知っている日本人からすれば、ちょっと勿体ないなー、と思ったりして。
(「聖おにいさん」の、宗教っぽさがあるんだかないんだかのユルさが、この作品の魅力なんじゃ? と素人は思ってしまうワケだ。
「イエスとブッダ」だと、西洋における宗教思想と、東洋における宗教思想と違いというのを真面目に論じている気になってなー…)
他にも書きたい事があるので、また後日。