NHKにて放映された「金曜eye」にて、昭和のお宝映像発掘番組内で神が手がけられた
「ワンダーくんの初夢宇宙旅行」
を見ました。
見つかったのは映像のみというので、当時のスタッフが再集結して新しく音を吹き込んで行く苦労などが扱われていて、興味深く見ましたとも。
(他のパートもちょっと見たけど、そちらも面白かったです)
今見ると月面都市のデザインなど古臭いと思えるんだけど、当時としては最新のデザインだったであろう事や、現在の若い人から見たらレトロフューチャーとして斬新に見えるのかもしれない、と思ったり。
番組内で言われていましたが、当時のスタッフの方が
「手塚先生はセンスオブワンダー、何事にも驚きの目、好奇心をもって見て欲しいという願いがあったのかもしれません」
と言われていましたが、これ、歳をとるとどれだけ難しい事かって痛感するんですよね。
新しい物事を取り入れたり、別分野の情報に触れるにしてもエネルギーが必要だな、しんどいな、と思うようになってきたし。
(白石の怠惰故、と言われたらそれまでだけど)
そして手塚者として嬉しかったのは、番組案内役のキャラが清水富美加さんに
「手塚治虫は知っているか?」
と聞いた時に
「勿論です! 私、マンガ好きですから!」
と答えてくれた事。
彼女くらいの年代の人なら
「名前くらいしか知りません」
「知りません」
「誰それ?」
と答えても不思議じゃないのに。
手塚者としてはまだまだ知らない事が多い白石だけど、この番組は面白く見ましたよ。
他にも書きたい事があるので、また後日。