読書感想として.10.28

図書館から借りていた

「紙の動物園」
ケン・リュウ著
古沢嘉通 訳
早川書房

を読み終わりました。

本当は文庫本サイズを借りたかったのですが文庫本コーナーには無かったのですよ。
検索で探してみたら文芸コーナーに有り、という事で借りたのですが、サイズがちょっと違う…。

奥付に

「この本の型は、縦18.4センチ、横10.6センチのポケット・ブックです」

とあったので、これって日本ではなくアメリカの形式の本なのでしょうか?
(手持ちのブックカバーだと新書サイズでは入らず、四六版やA5だとだいぶ余りました)

それでも読むには支障はなかったので読み終えました。
以下、盛大にネタバレがあるので、興味のある方だけどうぞ。

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生存証明として.10.13

生存証明として。

現在ネット上で学べるプログラミング講座を受講中。

最初はとっつきやすいHTML講座から始まり、ちょっとずつ難しいプログラム言語に進む、という初心者向けの講座で、亀よりも遅い歩みで受講しています。

若い人ならどんどん先に進めるでしょうけど、白石は元々物覚えが悪い+怠け者なので、そりゃぁぁもう、本当にゆ~~っくりとしか進めませんが、それでも気にしない!

んでHTMLの「レスポンシブデザイン」講座を終了し、仕組みもなんとなく理解したので、自分のサイトも改装したいな~、などという野望を密かに持っています。

それにはテキスト入力だけでえらい時間がかかるMacの買い替えが必要になるよな~、などとあれこれ考えるのが割と楽しいです。

(この文章はiPadで入力してます。これだけの文章をMacで入力しようとしたら、どのくらいの時間がかかるのか検討もつきません)

こうやってあれこれ考えているうちが一番楽しいのかもしれませんね。

他にも書きたい事があるので、また後日。

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生存証明として.10.12

読書感想として。
新聞などの書評で取り上げられていた

「クララとお日さま」
カズオ・イシグロ著
土屋政雄訳
早川書房

読み終えました。

図書館で予約した時は、78人予約待ちで一瞬気が遠くなりましたが、それでも待つことにして貸し出しの予約をしたのですよ。
ずいぶんたってから図書館より貸し出し可能のメールが届いて、実物を手にしてみたら

「次に予約が入っております
なるべく早めにお返しください」

のシールが表紙に貼られているし。
(初めて見たよそんな注意書き)
以下、頭の悪い白石の勝手気ままな読書感想(ネタバレ含む)ですので、興味のある方はどうぞ。

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読書感想として.09.01

読書感想として。
図書館で借りてきた

「草を結びて環(たま)を銜(くわ)えん」
ケン・リュウ著 古沢嘉通・他訳
早川書房

を読み終わりました。
SFと分類されていますが、SFだけではなく歴史小説に分類されそうな小説が多かったと思います。

「烏蘇里羆(ウスリーひぐま)」
雪の中での熊との戦いですが、「ゴールデンカムイ」を読んでいるから、どんな情景なのかを想像できます。なんとなく道具とかがスチームパンクっぽい?

「草を結びて環を銜えん」
帝国が異民族によって滅ぼされるとき、その美貌と知性によって生き抜こうとした遊女と付き人の少女の物語。
徳が何の役に立つ? と言い切りつつ、それでもなるべくたくさんの人の命を救おうとした緑鶸(みどりのまひわ)なーのーに! と思いつつ読み終えました。

「訴訟師と猿の王」
「草を結びて環を銜えん」の後の時代の話。
「あった出来事」を消し去ろうとする皇帝側と、それを守ろうとした、ごく普通の人たちの物語。

「揚州の人たちは百年前に殺された、田 皓里(ティエン・ハオリ)、それはどうしたって変えられない。だけど過去は記憶の形で生き続けるし、権力を握った連中はいつだって、過去を消して黙らせたい、幽霊を埋葬したいと思うようになる。おまえはもう過去について学んだんだから、何も知らない傍観者ではいられない。おまえが行動しなければ、皇帝と血滴子によるこの新たな暴力、この抹消行為に加担することになる。王 秀楚(ワン・シュウチュウ)と同じように、おまえも今や目撃者なんだ。あいつと同じように、どうするか選ばなくちゃいけない。死ぬときに自分の選択を後悔するかどうか、今判断しなくちゃいけない」

これ、主人公だけに見える猿の王(斉天大聖、とあったから孫悟空?)が語る言葉なんだけど、ずいぶん重みがあるなぁ。さすが妖怪(…違う?)

「万味調和ー軍神関羽のアメリカでの物語」
中国人にとって「軍神関羽」がどう思われているのか、アメリカ開拓時代の中国系移民がどう生きて、そのコミュニティがどう消失していったのかを描いた物語。

SF、と分類されているけど、歴史幻想小説を読み終えた気がします。

他にも書きたい事があるので、また後日。

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読書感想として.08.31

読書感想として。
話題となった中国SF小説「三体」読みました。
図書館で借りられるアテもなさそうなので、貧乏だけどトチ狂ってお金払って購入しましたとも。
さらに何を考えたか電子書籍で購入したという…。
(文庫化まで待てなかった意志の弱い白石…。それに電子書籍だと出先でも少しずつでも読めるから良かったんですよね。あのハードカバーを持ち歩くにはちょっとしんどい)

お金を払った分だけの価値は十分にあったと思うのですが、日本人が中国社会を舞台にした物語を読む時の不便さとして

・地名の具体的な場所がわからない。
(まぁ中国以外の海外の作品を読むときもそうですが)
・地名と人名の区別がすぐにはつかない。
(まぁ中国以外の海外の…以下略)
・人名の男性名と女性名がすぐにはわからない。
(でも宇宙論研究者が女性って知った時、登場人物も女性とわからなくて驚いたシーンがあったので、中国人でも名前だけでは男性か女性かはわからない場合もあるらしい?)
でもこれらを言うなら「三国志」とかパール・バックの「大地」はどーなんだ、となるのですが。

あとこの作品ってアメリカで翻訳されたとあるのですが、その場合人名は発音をアルファベット表記で漢字表記は無しだったのでしょうか?
日本人だと登場人物の名前が漢字で書かれると、なんとなく文字からのイメージが出来ると思うのですよ。

タフガイ系の史強(中国読み「シー・チアン」、日本語読みだと「し・きょう」。通称大史「ダーシー」)さんはイメージ通りなんだけど、それは漢字で書かれたからすぐにイメージがわいたけど、カタカナで書かれたら名前を覚えるのにちょっと苦労しただろうな、と思ったり。
重要人物の葉文潔(中国読み「イエ・ウェンジェ」日本語読み「よう・ぶんけつ」)さんも、知的で作中に果たした行動を思えば、ぴったりな名前だと思います。

あと作中で日本人オタクにはおなじみの「銀河英雄伝説」がしれっと出てきて驚いたり。
(中国でも人気なんですね。作者の劉慈欣氏は小松左京も好きだ、とどこかで読んだっけ)

他にも日本と中国だと食事がすぐに想像できるから、葉文潔さんが僻地の研究所で遅い時間に食堂に行ったら饅頭と漬け物しか残ってなかったシーンでは
「…肉まんのよーなもの?」
と想像してました。

あと作者は日本人女性をどうイメージしているんだろう?
恵子さんとか智ちゃんとか(←智ちゃんかよ!)

なんだかしょーもない事を書き連ねてしまいましたが、「三体」のちゃんとしたレビューが読みたい人は他をあたってください。

他にも書きたい事があるので、また後日。

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生存証明として.07.14

生存証明、というか、見たテレビの感想として。

7月13日にEテレにて放送された「知恵泉 日本刀特集」にて、刀剣乱舞も紹介されるというので見てみました。

日本刀に関しては素人なので、基本的な知識や歴史などは興味深く見たのですよ。
(番組内、博物館などで日本刀の展覧会紹介ナレーションにて
「ゲームの影響で、若い女性にも大人気です」
には、全国の審神者がさぞかしのけぞっただろーなーと思ったり)

ただ番組冒頭、男性アナウンサーが包丁を砥石で研いでいるシーンがあったのですが。

…刃の向き、逆じゃないですか…?

その時は刃を自分に向けて研いでいたと思うのですが、材木加工業だった白石の父親は刃を進行方向に向けていたと思います。
もっとも父親が研いでいたのはもっぱら鉋(かんな)の刃で、やり方が違うのかもしれませんが。

そーいえば昔ブラックジャックジャンルの同人で、憑二斉氏が亡くなられた後は自分でメスを研ぐ黒男さんの日常生活を描かれた作者さんがいらして、その方は刃を進行方向に向けていたと記憶しています。

こーいうどーでもいい事をあれこれ考えるのがヲタクだよな、なとど思ったり。

他にも書きたい事があるので、また後日。

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生存証明として.07.10

生存証明、というか、ワクチン接種後の報告として。
8日にワクチン接種して、当日はやや接種した側の肩に軽い痛みがあったものの、発熱とかだるさなどは無し。
(ちなみに同じ職場で接種した人から、仕事に支障がでるくらい具合が悪くなった人がいたので、事務から大丈夫ですか? と確認されました)

土曜に出勤し、そこで先輩との会話。
「白石さん、体調はどうですか?」
「ちょっと暑すぎるのでバテそうですね〜」
「…じゃなくて、接種後の具合の話です…」
「えーと、接種したことを忘れるくらいなんともありません」

………。
ちょっとだけ言い訳をさせてもらえれば、ネットにて
「接種前後に水分をたくさん飲めば、あまり痛みはないらしい」
という医療従事者の発言を読んだから、水筒持参で接種前後に水をがぶ飲みしたおかげだと思いたい…。
(年輩者は若年層よりも不具合が出ない、と言われてて、確かに白石は年輩者だけれども!)

他にも書きたい事があるので、また後日。

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生存証明として.07.08

生存証明として。
職域接種枠でコロナワクチン打ってきました。

職員を分散させて接種するので、今日は数名と一緒だったのですが。

若手女子。
接種後しばらくして
「…なんかちょっと熱っぽくなってきました。少しだるいです」

先輩(女性)
打った直後。
「…手が痺れるような感じがします…」

白石
打った直後。
変化なし。
15分の待機時間終了後。
変化なし。
帰る頃。
変化なし。
(家に着いた頃には、接種場所がちょっとぶつけたくらいの痛みはありましたが)

来てくれたお医者さん、すっごい名医ですよね!
(そーいう事にしておこう)
事務方からは一応
「いまはなんともなくても、明日とか副反応が出るかもしれないから、その時はためらわず電話してください」
とは言われています。

他にも書きたい事があるので、また後日。

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生存証明として.06.10

生存証明として。
ネット上で流行りの台湾産パイナップルが近くのスーパーで売っていたので購入してみました。
舶来の果物の切り方もわからなかったので、ネットであれこれ調べたりとちょっとばかり苦労したり、買ってから切るまですこーしばかり日数が経っていたので、色がちょっと変わっているけど、美味しく食べました。

白石の家では生のパイナップルなんて買った事がなかったのですが(買うのはせいぜい缶詰くらい?)、台湾だったら日本における西瓜のよーな感覚で、例えば旬の時期になったら店頭に並んでてそれを気軽に買って、家族の誰かが帰宅したら

「パイナップル切ったの、冷蔵庫に入っているからねー」

なんてやりとりしているんでしょうか?

他にも書きたい事があるので、また後日。

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生存証明として.05.30

生存証明として。
先日Twitterで紅茶のゼリーのレシピを見かけて、家にちょうどゼラチンがあったので作ってみました。

レシピにはゼラチン12gとあったのですが、森永のゼラチンだと一袋5gの10gでしか作れなかったり、グラニュー糖がなくて上白糖にしたりといろいろ不備があっても気にしない! …の精神で作ってみたら。

…想像していたのとビミョーに味が違うよーな…気が…する…。
(どこがどう違うかうまく言えないけど)

んでもって大量に淹れたものだから、完食するまでが大変でした…。
もっと暑い季節になればおいしく食べられたのかもしれないけど、私は一度作ったらそれで満足かなぁ…。

他にもいろいろ書きたい事があるので、また後日。

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