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2009年09月23日

白石の行動範囲.09.23

散策系テレビ番組を見たのか、「代官山に行きたい」と先日母に言われました。
でも白石は東京のオシャレスポットはまっったく知らないので、本屋さんに行ってガイドブックを探してみたのですよ。

東京ガイドブックを何冊か立ち読みしてみると…。

上野界隈
上野公園周辺なら、ちょくちょく行っています。
(美術館とか、博物館とか)
浅草
同人のオンリーイベントが開催されるあたり? 東京江戸博物館には手塚展で行きました。
池袋
映画館ならなんとかわかります。
新宿
池袋と同じく、映画館ならなんとかわかります。あと画材の「世界堂」なら迷わず行けます。
渋谷
Bunkamura(映画館や美術展も開催してますね)あたりならなんとか…。あと映画館?
恵比寿
恵比寿ガーデンプレイスで上映された「皇帝ペンギン」は観ました。
六本木
六本木ヒルズで上映された「The Moon」は観ました。
代官山
未知の世界(行った事はありません)
秋葉原
木の葉を隠すなら森の中へ、白石を隠すなら秋葉原かイベント開催日の有明へ。
(テレビで取り上げられると、「ああ、あのあたりか」と理解できる哀しさ)

どれだけヲタクに特化しているのだろうかと、ちょっと哀しくなりました…。

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2009年09月21日

しつこいけれど、意外なところで

先日ブログに上げた佐藤優氏の「地球を斬る」(角川文庫)を読み終わりました。

外務省官僚であった氏が世界情勢や外交哲学を一般向けにわかりやすく書いた本であり、腐女子が創作の資料にすることはあれど、腐女子向けの話題はないだろう、と思っていたのに。

(当時世間を騒がせた防衛庁関係者による機密情報漏洩疑惑について)
 ワイドショーや週刊誌で、元客室乗務員の女性がワンクッションおいて情報漏洩に関与していたのではないかとという報道がなされ、国民の好奇心をあおっているが、この種の事件で異性がからんでいることはよくある。だが、極端なことを言うと異性絡みのスパイ事件で大きな情報が漏れた事例を筆者は知らない。
 過去の例では異性より、同性愛ネットワークによる情報漏洩の被害の方が深刻である。
(P301 第4章 暴力と知と生命と 「インテリジェンスの『事故』」より)

………。
……。
…。

白石が無能な事は自覚していますが、この手の話題を嗅ぎ当てる能力だけは相当なレベルだと自慢してもいいですか…?

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2009年09月20日

意外なところで.09.20

ブログに書く内容ではないかもしれませんが、一種の読書感想扱い、という事で。

いま佐藤優氏の「地球を斬る」(角川文庫)を読んでいます。

外務省国際情報局の主任分析官の経験がある氏が、ロシアや北朝鮮事情を一般に向けて書いた連載コラムをまとめた本なのですが。

「天然ガスの供給を巡るロシアとウクライナ間の紛争がマスコミをにぎわせた。日本での一般的な印象からすると、ドラえもんのジャイアンのごとく横暴なロシアがかよわいウクライナを虐めているように見えるが、実態はそうではない」
(P62 第1章「プーチンのロシア」を検証する)

………。
……。
…ドラえもん?
(そのコラムは30代〜40代の人に向けて書いた、とあるので、その年代層の読者には比喩としてわかりやすいのかもしれませんけど)

それから文庫版序文として、「Qさんへの手紙」が書き下ろされています。
そのなかで検察官の印象として「巨人の星」の主人公、星飛馬になぞらえているのですが、その「星飛馬評」が妙に詳しい。
(私も「巨人の星」の名前は知っていますが、結末はこの本で初めて知りました)

その文章中では星飛馬に対しては批判的なのですが、批判できるくらいの文章を書くには、その作品に対してかなり詳しくないと書けませんよね…。

ヲタクしては意外な分野の本でマンガやアニメについて書かれていると、ちょっとびっくりするのですよ。

白石は海外に行った事がないのでよくわかりませんが、海外旅行中、もしなんらかのトラブルに巻き込まれたら大使館に行くのが普通なんですよね?
黒男さんが海外に行って、パスポートとかを盗まれたらやっぱり日本大使館に行くのでしょうか?
んでそこの職員さんに
「医者なんだから、あまり危険な地域には行かないで下さい」
とか文句を言われるのでしょうか。

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2009年09月19日

生存証明.09.19

雑談ですが、最近ブログへの記事投稿が少ないので。

先日、田丸久美子さん(イタリア語通訳)が書かれたイタリアに関するエッセイを読んだのですよ。
そのエッセイによると、イタリア人は男女問わず「美しい人」が大好きで、ミス・コンクールと同じくらいミスター・コンクールが開催されている、との事でした。
(美にたいするセンスが残念な白石には、何が「男性美」の基準になるのか質問したくなりますが)

キリコがその「ミスター・コンクール」の申込用紙を手に入れて、
「辰巳君、これに出てみないか?」
と辰巳テンテーに聞いてみるといいよ! と妄想してみたり。

「…キリコ先生がご自分で出場した方がいいんじゃないですか?」
「俺としては君を見せびらかしたい気持ちがあるんだが」

…バカップル?

そんな国を黒男さんが旅行したら、その可愛さとかフェロモンただ漏れ状態から周囲の注目を集めそう。
本人はそれを傷とか色の違う髪のせいとか思うだろうから、腐女子としては心配しちゃうよ。

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2009年09月14日

ヲタクが教育テレビを見てのけぞる時.09.14

ブログの記事が空いてしまいましたので、生存証明的な記事を。

先日NHK教育テレビ「テレビでドイツ語」を見ていたのですよ。
(昔ドイツ語圏をモデルにした小説が好きだったので、NHKラジオの「ドイツ語講座」を一時期聴講していた事があります。その縁でたまにドイツ語系の映画や番組を見ているのです)

今期はベルリンの見所を案内するというコンセプトらしいのですが、先日のテーマは
「ベルリンの中の日本文化を紹介する」
でした。

日本文化の紹介、だったらしいのですが…。

初っぱなから番組の司会者が
「日本文化、で思いつくのは…マンガと、コスプレと、あとゴスロリ…」
と紹介するのには、ヲタクとしてテレビの前でのけぞってしまいました…。
(大昔では日本といえば
「フジヤマ、ゲイシャ…」
だったのですが、80年代になると「日本車」になり、いまではマンガなどのポップカルチャーが若い人に受けている…との事でした)

番組では案内人(ドイツ人女性)がベルリンにある「日本のスナック菓子やマンガなどのポップカルチャーを販売している」店舗を紹介していました。
(スナック菓子などのポップも日本語で書かれていたのには、ちょっと微笑ましくなったり。ベルリンっ子にも日本語が読めたらいいなぁ)

その店舗では「マンガの描き方講座」(……)も開催されていて、講師の方(たぶん生粋のドイツ人女性)が
「子供の時『セーラームーン』がテレビ放映されていたのですが、早朝6時の放映だったので、ベッドから這い出して見ていました」
とインタビューを受けていたのを見た時には、どんな顔をすればいいのかわからなくなりました。
(…笑えばいいんでしょうか?)

ドイツで同人イベント(創作メインでも)が開催される日も近いんじゃなかろーか、と一人のヲタクとして考えてしまいました。
(私が知らないだけで、もう開催していたりして)

おまけの一言。
「Mangaもドイツ語となり、辞書にも出ています。性は今のところ男性、中性の両方があり、複数形もMangaとMangasの両方があるようです」
(NHKテキスト「ドイツ語講座」8月号 P33より)

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2009年09月05日

ジャングル大帝感想.09.05

手塚先生80周年と銘打たれてテレビで放映された「ジャングル大帝」ですが、個人的には面白かったです。
(何度でも書きますが、原作をろくに知らない者の意見ですので、間違った感想である事は十分承知しています)

テレビの中では間違っていると糾弾された「エターナル・アース」ですが、アフリカ地域の紛争などを考えると、一時的な避難場所として、そして「リセット機能」無しでという条件ならそれほど間違っているとは思えなかったり。
(本当は本来の土地での再生が一番ベストなんでしょうけど、理想通りにはいかない難しさがありますしね)

と、ここまで書いておいて、以下ヲタク思考の腐女子による気楽な突っ込みなど。

キャスティングでトト役の船越英一郎の名前を見た時
「日本で一番、崖っぷちが似合う俳優さんが声をあてるのかー」
と思っていたら。

(注。サスペンスドラマにて、ラスト10〜15分あたりに追いつめられた犯人が崖っぷちで犯行動機を述べるのが「お約束」になっていますが、それらのドラマで刑事役になる事が多い船越氏が、ご自分の事を
「日本で一番、崖っぷちが似合う俳優」
と、あるバラエティー番組に出演した時に自己紹介したのです)

…まさか氏が声を当てたアニメキャラまで「崖っぷち」に来るとは思いませんでした…。
(まあ、番組終盤ではなくて番組の始め当たりでしたけど)

あと賢一君がトトの写真は恐れずに撮ろうとしたのに、パンジャとエライザには「襲われるかも?!」と思ったのには、賢一君の野生動物に関する考えはどうなっているの? と突っ込みたくなったり。

それから黒男さんの声を当てた大塚明夫氏が、今回は悪役扱いの大山賢造氏の声を当てていますが、番組の始めで改造した武器(あれ、何かの役に立つの?)でダーツに当てていたのを見た時、
「黒男さんならそんな道具に頼らなくても、標的のど真ん中に当てられますから!」
と思った、どこまでも黒男さんが一番な黒男さん萌え腐女子。
(そーいやパンジャ役の時任三郎氏も、ラジオドラマで黒男さんの声を当ててた事もありましたよね)

あとココのキャラデザが、前世紀の映画やテレビの「ジャングル大帝」とはずいぶん違いますね。
やはりディズニーの「ライオン・キング」騒動に関(以下、強制終了)

それから肉食バッタに襲撃されてパンジャとトトが共同戦線を組んだ時、腐女子センサーが動いたのには自分の腐女子としての業を思ったり。
(パンジャは妻帯者で子持ちなんだから、腐女子思考は捨てて正気になれ白石!)

レオはキャラデザの段階ではあまり感想がなかったのですが、アニメで動くと可愛さが出ますね。
しかしトトの子供時代の可愛さは、はっきり言って反則でしょう…。
(研究所のどこかにトトの子供時代の画像が残っていて、賢一君がその画像を持ってきたら、トトはその場から脱走するかもしれません)

「ジャングル大帝」の原作を知らない気楽さからだと思いますが、今回のテレビは面白かったと思います。

投稿者 singer-cat : 23:55 | コメント (0)

2009年09月04日

屍鬼感想+雑記.09.04

「ジャングル大帝」のDVDの録画予約を済ませながらの屍鬼感想その他のブログ更新です。

原作とは大きく違うらしい2009年テレビ版の「ジャングル大帝」ですが、若い人からの人気の高い天野喜孝氏をキャラクターデザインに起用したり、原作と大きく異なるとは言え現代風のアレンジがあったりと個人的には期待しています。

前世紀に映画化された「ジャングル大帝」を観たのですが(上映された年をはっきりとは覚えていないのですが、ウィキによれば1997年らしいですね)、その時の作品は原作に忠実であろうとするあまり、いろいろな面で
「…今の時代にはそぐわないだろうな…」
という感想を持ちました。
(「ジャングル大帝」の原作未読ですから、この感想が間違っているだろうという自覚はあります)
ですので「原作と違う、今風のアレンジ」には、個人的にはそれほど拒否感はありません。

ジャンルに関係した事に関してこんな風にあれこれ期待・想像できるのも、「お祭り」の醍醐味ですよね。
作品を見た後で感想ブログを書くのが楽しみです。

そして恒例の「屍鬼」感想です。
興味のある方だけどうぞ。

今回のラストページにて、死んだはずの夏野が「起きあがって」いますが、あれってお父さんの妄想ですよね?

自分が殺した夏野の墓前に、「起きあがる」かも知れない、そして自分は赦されるかもしれない、という期待を持ちながら墓参りに通う徹ちゃんの哀しさ。

そして息子を救う手段を自分の手で捨て、それに対する悔恨から「虫送り」(屍鬼虐殺作戦)に参加し続けた夏野父の内面が描かれるのを期待していた者としては、それらが描かれないには、
「異議あり!」
と声を大にして叫びたいです。

特に夏野父に対しては、「この村とつながりを持つ」のがどういう事なのかを悟った時の述懐
「望んでいた地縁は、こんなにも重かった」
とか、外場村転入組の武藤さんが「虫送り」から離脱する時も
「…ここには、夏野がいる…」
とつぶやいて、「虫送り」に参加し続けた事がこの人を見直すきっかけになったのですから、この人には「狂気」というお手軽な逃げ場に行って欲しくないのは、読者としての我が儘でしょうか?

その他の感想としては…。

なんか佳枝さんが萌えキャラ化してません?! とか。
(もっと年輩の人を想像してました。原作では彼女も人狼であったかどうかは忘れましたが)

大川富雄氏が、自分の母親を大事にするのは意外でした、とか。
あのお祖母さんも、孫である篤さんをもうちょっとだけ労ってあげてください、と言いたくなったけど。
篤さんもあそこまで父親譲りの大柄でなかったら、周囲の対応は違っていたのでしょうか?

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