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2009年08月27日
…任侠?.08.27
遅ればせながら24日に拍手くださった方、ありがとうございます!
以下雑記。
先日本屋さんにフラっと寄ってみたのですよ。
で、イラスト・絵画部門コーナーに「美術手帳」(BT)という雑誌があり、「アウトローの美学」という特集が組まれていたので、ちょっとページをめくってみたのですよ。
そしたら「アウトロー・カルチャー・ガイド」というページにて、映画や小説、マンガが紹介されていて、「任侠」部門には何故か黒男さんコミックスの表紙が…。
(手塚治虫全集、ブラックジャックの1巻でした。車の運転中と思われる黒男さんのイラスト)
そのコーナーでは立原あゆみ氏の「本気!」(白石は未読です)とか、うろ覚えですが「花の慶次」があったような気がします。
(別のコーナーでは、いわゆる「ヤンキーマンガ」が紹介されていました)
…間違いではないけれど、他の作品と並ぶと作品の傾向が微妙に違うような気がするのは、腐女子の「萌え」に狂った頭のせいでしょうか…?
(「アウトロー」に分類されるのには文句はありませんが)
投稿者 singer-cat : 23:32 | コメント (0) | トラックバック
2009年08月22日
生存証明.08.22
遅ればせながら21日に拍手下さった方、ありがとうございました!
生存証明的な記事ですが、いま池上彰氏の
「そうだったのか! 現代史」
「そうだったのか! 日本現代史」
(共に集英社文庫)
を読んでいます。
白石が現代史についてあまりにも無知だから、いい機会だから本でも読んでみようか、という理由もあるのですが、それと同時に
黒男さんが海外の富豪を治療する場合、その国の事情とか歴史とかを知っておいた方が妄想が広がりませんか?!
という、しょーもない腐女子思考もあったりします…。
まあ動機はどうであれ、歴史の本を読むのは良い事だと思うのですよ。何がネタになるかはわかりませんし。
でもベルリンの壁崩壊もソ連解体も、いまではもう「歴史」なのですね〜。
「アドルフに告ぐ」の解説文などでよく見かけるのですが、
「ヒットラーの台頭や第二次世界大戦など、手塚にとってはいまだ『歴史』では無い云々…」
というのが、すこしだけわかるよーな気がします。
(ベルリンの壁崩壊やソ連解体も、当時は意味が分からないなりに新聞やテレビを見ていましたから)
キリコが行った戦争について、作中の時代ではどのような歴史が書かれているかはわかりませんが、それらの文章を読んでキリコが皮肉げに嗤う、というのもいいかもしれません。
(キリコはどのような立場に立とうとも、あまり己の正義とかを主張する人ではなさげ)
投稿者 singer-cat : 23:55 | コメント (0) | トラックバック
2009年08月19日
拍手返信+冬コミ申込.08.19
maruki様
拍手ありがとうございます〜!
ヘタレな辰巳テンテーを気に入っていただけたようで、ヘタレ攻スキーとしては嬉しいです!
拍手絵のキリコへのコメントもありがとうございます!
キリコだってたまにはハメを外して馬鹿笑いすればいいと思うよ。そうしたらかわいいと思うよ。
人間だもの。みつ(以下略)
いやしかし、辰巳テンテーを前にして
「…すまん…こんなときにどんな顔をしたらいいのかわからないんだ…」
「…笑えばいいと…思いますよ」
とやってくれるのも、それはそれでいいかもしれません。
…「頭沸いている人の決定戦」というのがあったら、あらゆる分野で無能な白石でも出場できそうな気がします…。
おまけの連絡。
冬コミに申し込みを済ませました〜!
今回のカットは、以前サイトにアップしたイラストを下絵にして、コミスタでペン入れ、フォトショエレメンツ上で縮小の上、テンプレートに貼り付けました。
(今回初めて「ベクターレイヤー」を使ってみました。確かにいろいろな修正が出来て便利)
…なんかトーンの部分がモアレを起こしそうですね…。
しかし冬はウチは落選するであろうから、紙に印刷された状態というのがわからないままになりそうです。
落ちるとわかっていて、それでも何故コミケに申し込むのか?
そこにコミケがあれば、ヲタクは申し込むのです。
投稿者 singer-cat : 23:55 | コメント (0)
2009年08月16日
生存証明.08.16
以下短いですが生存証明的な文章を。
興味のある方だけどうぞ。
本日お墓参りに行ってきました。
最初の予定では15日だったのですが、コミケに当選した者としては、ずらす事ができるならずらしてほしいので、お願いしてみたら16日に変更になりました。
で、今日行ったのですが、草むしりをしていたら、以前も見かけたカエル(ブログの該当記事はこちら→★へ)が出迎えてくれました。
…日本のお墓って地域にもよるかもしれませんが、あんまり水分なさそうで両生類は生息してなさそう、と思うのですがどうなんでしょ?
投稿者 singer-cat : 23:55 | コメント (0) | トラックバック
2009年08月15日
夏コミ報告.08.15
(実際に入力した日付は違うのですが、報告の意味合いで15日の日付で書きます)
今年の夏コミも無事に終わりましたね〜!
参加されたサークルさんも、一般で入場された方もお疲れ様でした〜!
今回不肖者の白石は手塚の新刊を提出できなかったのですが、「FRAGGLE BANANA」のゆずさんと、「Natural Unit」の中島さんの新刊と既刊を委託を引き受けました。
おかげで自分のサークルではめったに出来ないであろう体験をしました。
東南アジア系の男性がゆずさんの新刊と既刊を片言の日本語で購入されるのを見たり、中島さんの黒男さん本を前にして何かを語り合っている白人女性二人連れを目撃したり。
(あの二人が喋っているのは英語ではないですね、とゆずさんの感想)
そして白石の既刊「Die Narbe」も、白人の方に
「オネガイシマス」
と言われて、
「これ、日本語なんですけど大丈夫ですか?!」
としどろもどろになりながら対応したら、相手は余裕の笑顔で
「ダイジョウブデスヨ!」
と言ってくださいました…。
ヲタクの「萌え」の力って、言葉の壁すらも乗り越えられるんだなぁ、とちょっと感動してしまいました。
そして「Die Narbe」が18禁の表示付で、黒男さんが○○されて、ジョナサンが××する物語だと思い出したのは、去りゆくおねーさんの背中を見送っていた時…。
…もしもクレームがくるならば、日本語でお願いしますと願わずにはいられません…。
当日はいろいろな面で足りない白石がスペースに陣取っていたのですが、ゆずさんや中島さんには販売の際には本当にお世話になりました。
撤収間際、委託分の会計を済まそうとして、白石が持ってきた釣り銭箱をひっくり返したのは、もはや白石のお約束でしょう…。
(あの時は周囲の方々にもご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません…)
夏コミが終わったら、次は冬コミの申し込みですね。
オンライン申し込み締め切りの21日まで気が抜けません。
(ほぼ落選するであろうとも、それでも人は申し込む)
投稿者 singer-cat : 23:55 | コメント (0)
2009年08月13日
夏コミに向けての報告.08.13
同人関係者にとって最大の祭りが近づいていますが、不肖・白石は今回新刊を用意する事が出来なさそうです。
(これで冬の落選は決定。懲りずに来年の夏に申し込みをしたら、マイナージャンルの温情で当選するかも?)
当日は「FRAGGLE BANANA」様と「Natural Unit」様の新刊と既刊を委託で引き受けておりますので、お二方のファンの方はどうぞスペースまでいらしてください。
以下雑記。
手塚公式サイトにて、秋に放映される「ジャングル大帝」のあらすじが掲載されましたね。
サイトトップのフラッシュアニメーション(レオとか賢一君とかがこちらに向かってくる絵)を見たとき、ヲタクの血というか、体の中がざわついたというか…。
サイトのあらすじ紹介によると…。
自然保全のために人工環境に野生動物を移動させるも、その動物たちの間で伝染病が流行したからといって、クローン動物たちと取り替えようとする計画を知り、レオや賢一君が動物たちを率いて人間達に戦いを挑む…。
って、文章を読んだだけでも、SF好きとしてはちょっとワクワクしてきます。
不勉強ため原作は未読の白石ですが、このストーリーが手塚先生が手がけられた「ジャングル大帝」と大きくかけ離れているのはわかります。
原作「ジャングル大帝」ファンの人たちが
「原作と違う!」
と怒る気持ちも、理解したいと思っています。
でも「原案」という形であろうとも、テレビや映画、出版関係で「手塚治虫」の名前が出て、それが面白い作品であったら、やっぱりファンとしては嬉しいのです。
(私が「手塚ファン」と名乗るのはおこがましい、いい加減な人間であるのは自覚しています)
投稿者 singer-cat : 23:13 | コメント (0)
2009年08月06日
夏はやっぱりホラーだね!in外場村.08.06
…なんかしょーもないタイトル…。
「屍鬼」感想ですので、興味のある方だけどうぞ。
恭子さん死亡の回。
原作では文章で書かれていた「屍鬼を殺す方法」だけど、絵になるとインパクトが…。
敏夫の憔悴も酷かったし…。
(「患者を治療するお医者さん」が、別の生物になったとはいえ、人間と同じ姿をした者---しかも冷めた関係だったとはいえ妻---を様々な方法で傷つけて、最後は心臓に杭打って殺しちゃうんだもんな。どこか壊れない方がおかしい)
そんな暗い雰囲気全開ですが、そのなかでも笑ったのが静信と敏夫の高校生時代。
敏夫はある意味「敏夫らしい」けど、静信の髪型は一体…。
今回の外場村調書は、辰巳タンの足取りのまとめ。
あの人が一番の働き者っぽいので、屍鬼サイドの動きを振り返るときは辰巳タンの行動をまとめるのが手っ取り早いかも。
でも説明書きの
「辰巳の口が邪悪に歪む…」
ってのはやーめーてー!
マンガだし絵で説明しなければならないからそうなるのかもしれないけど、辰巳タンは「いかにもな悪人面」なんかじゃないのよぉぉぉううううう…。
投稿者 singer-cat : 23:37 | コメント (0) | トラックバック
2009年08月05日
待つ民 08.05
本などを少しずつ処分しているのですが、その中で手にした
「黄昏の岸 暁の天(そら)」
(小野不由美著 講談社文庫)
帯には
「十二国記シリーズ 5年ぶりに新刊登場!」
と書いてあります。
ちなみに発行されたのは2001年4月。
内容としては中華風の別世界で、十二あるうちの一つの国(戴国)が、滅びてしまうのか、それとも再興を目指す二人は目的を果たせるのか?!
…という読者をじらせまくったラストで終わり、その後、現在に至るまでこのシリーズの刊行は無し。
登場人物の一人、李斎(りさい)のセリフではないけど
「五年ですか? 十年ですか? 主上、民はそこまで持ちません!」
と言いたくなったよ。
(それでもこの後が出るとなれば買うんだろうな)
投稿者 singer-cat : 23:55 | コメント (0) | トラックバック
2009年08月03日
秋から冬への扉へ.08.03
手塚治虫オンリーイベント「虫魂3」が、サークル募集数をめでたく満了したそうですね〜。
夏コミ時に直接申し込めばいいや〜、と、まだ申し込みを済ませていなかった馬鹿がここに約一名。
10サークルほど募集を拡大し、それは抽選で決まるらしいのですが、ウチ程度のサークル規模だとそのような抽選からは真っ先に落とされるだろうと思います。
なので今回のオンリーはサークル参加は諦めることにしました。
一般でお邪魔すると思いますので、よろしくお願いします〜。
トップページからのリンクは応援の意味で貼ったままにしておきますが、オフラインページは参加しないので修正しました。
投稿者 singer-cat : 21:23 | コメント (0)
2009年08月02日
生存記.08.02
日記の記事が少なくなってきたので、生存証明のような記事を。
ここ数日、現在進行形で腐海である自室を少しずつ片づけています。
紙袋に小説やら新書やらマンガ本をつめてブックオフに通い(それでもまだ捨てる決心がつかない本が大量に残ってのは何故だ)、定期購読中で年月の経った雑誌をまとめています。
そして今日は昔観た映画のパンフレットをまとめたのですが、まとめているうちに
「これは良い映画だったよな…」
「これはボロ泣きしながら観たよな…」
と思える映画のパンフは、まだ捨てる決心がつかなくて、そっと脇にのけたりします。
例を挙げると…。
「レッド・バイオリン」
1999年5月に上映
一つのバイオリンが長い年月をかけて様々な人の所有物となって旅していくのを5つの章で描いているのですが、一番泣けたのが上海の章。
文革吹き荒れる時代で、「西洋のモノ=悪」とされた時代、音楽家であった母の形見のバイオリンをどうしても壊す事が出来ない共産党の女性党幹部。
バイオリンを手にしていたところを弟に見つかり、
「それは西洋の物だから、悪い物なんだよね?」
と問われ、西洋の物の全てが悪いんじゃないんだよ、と言いながらためらいがちに弾くシーン。
観た当時はこのシーンでボロ泣きしました。
「ライフ・イズ・ビューティフル」
1998年上映 イタリア映画。
第二次世界大戦中、イタリアでユダヤ人として収容された父親が、一緒に収容された息子を生き延びさせるために、
「これはゲームで、優勝したら賞品として戦車がもらえるよ」
と、嘘をつき続ける。
見終わった直後はそうでもなかったけど、劇場を出てから
「…あのおとーさんはこの後すぐに銃殺されるのをわかっていながら、それでも子供の前では笑っていたんだよね…」
と、あとからジワジワきます。
「海の上のピアニスト」
1999年上映。アメリカ=イタリア作
大西洋を航行する船の上で生まれ、一度も船を下りたことがないピアニストの伝説。
イタリア映画では有名なトルナトーレ監督の作品。
あまり詳しくはないのですが、この監督って「失われた物への郷愁・哀愁」などを描くのが綺麗だよな、と思いながら観ました。
個人的にはトルナトーレ監督の「明日を夢見て」もお薦め。
ここは何のサイトだ、というのは、本人もちょっとはわかっているハズです。多分。