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2011年02月27日
サイト雑記.02.27
遅いペースですが、高村さんの「晴子情歌」を読んでいます。
高村さんの小説を読んで思うのですが、高村さんって作中に実際のチェーン店とかを登場させていますよね。
他の作家さんが書かれるSFとか歴史物を読むと、単純に「喫茶店」とか「食堂」と書かれている箇所に、高村さんの作品では実際の店名がよく書かれているように思います。
同じ時代の空気を吸っている者としては、店名が具体的に書かれる事によって、その場面の雰囲気が簡単に想像できて面白いのですが。
(でも「黄金を抱いて飛べ」だったと思いますが、男達が金塊強奪計画を練る場所が
「ミスタードーナッツ」
だったのには、腐女子として吹き出すべきなのか萌えるべきなのかしばらく悩みましたよ)
高村さんに倣って、辰巳テンテーと黒男さんが待ち合わせをする場所は「ドトール」か「スターバックスコーヒー」のどちらが良いのかと考えるのも面白いかも…? などと妄想してしまいました。
個人的には喫煙者である黒男さんには、スタバの店外の椅子に座って辰巳テンテーを待ってもらえればいいな〜、なんて考えてみたり。
んで黒男さんがコーヒーを飲んでいるだけで、両隣の椅子が妙に空いているのを見た辰巳テンテーが苦笑したり。
そしてもしお二人が
「ミスタードーナッツ」
で待ち合わせをした場合、怖い者知らずの女子高校生たちが黒男さんを遠巻きに見ながら、内緒話を交わしているのもいいかもしれません。
(実際黒男さんがドーナツ店で待ち合わせをした場合、平然とドーナツを食べていそう、と思うのは、決して腐女子の妄想だけではないと思うのです…)
投稿者 singer-cat : 23:55 | コメント (0)
2011年02月20日
一見さんお断り…?02.20
地元の熱帯魚屋さんの看板に、
「下取りします」
という文字があったので、使わなくなった60cm水槽を下取りできるかどうかを確認をしに行ってみたのですよ。
(猫を飼うようになると、観賞魚を飼う余力が無くなるのです…)
お店に入ってすぐに出迎えてくれたのは、40cmはあろうかという錦鯉…。
(素人なので詳しくはないのですが、錦鯉って相当な値段がするんですよね…?)
すぐ近くには、ピラニア・ナッテリーが泳いでいました。
(興味のある方はググってみてください。
簡単に言えば、素人はまず飼わないであろうという肉食の獰猛な熱帯魚です…)
細長い店舗を進んでみると、海水魚(素人には少々ハードルが高い)が泳ぐ水槽や、レッド・アロワナ(POPに「紅龍」とあったのでたぶんそうではないかと素人は考えます)が悠然と泳いでいる水槽がありました。
ついでに言えばそのお店の奥には、
「冷凍マウス 10Kg XX円」
やら、
「メダカ 10匹 XX円」
という手書きのPOPがありました。
(共に肉食魚のエサとして、マニア向けに大量に売られているモノです)
金魚や熱帯魚に関する物ならば水槽でも何でも下取りしますよ〜、という店員さんの営業スマイルをとりあえず受けつつ、入口近くの水槽を覗いてみたらば、
スマトラやゼブラ・ダニオ(共に初心者向けの熱帯魚)が、同じ水槽内にて泳いでいて、
「選ぶのは自由! 1匹100円!」
というPOPがありました。
この素晴らしいまでの、
「初心者さんお断り」
の対応は、ある意味すげぇ! と思いましたよ。
熱帯魚に関するネタとして。
黒男さんアニメ「六等星」にて、だったと思いますが、次期病院長選挙に関して密談が交わされたシーンにて、応接室の水槽がチラっと映ったのですよ。
「水槽内で泳いでいるのは、安価なネオン・テトラではなくて、ちょっとだけ高価なカーディナル・テトラか〜。
初心者向けで飼いやすい魚としては妥当だけど、そこは是非思い切って(以下、どーでもいい熱帯魚談義が続く)」
と思った事も書いておきましょう。
投稿者 singer-cat : 23:55 | コメント (0)
2011年02月14日
サイト雑記.02.14
バレンタインですが、体重増加を気にする者としてはチョコの売り場を横目に見ながら素通りせざるを得ない白石です。
今年も白石の力量不足のため、バレンタインに関連した作品をアップ出来ませんでした。
でもこのイベント絡みのネタを考える際、ありがたく思うのは黒男さんも辰巳テンテーも、甘い物は好きだという設定。
(「昭和新山」で往診にでかけた患者さんから出された羊羹を美味しそうに食べる黒男さんは、連載当時の女子ファンの度肝を抜いたかもしれませんし、「どろんこ先生」にてケーキを楽しみにするどろんこ先生を見て、
「…ネタになる…!」
と妄想するアホな腐女子…)
個人的には二人ともやたらと高い外国製のチョコよりも、お手ごろ価格のチョコが好きであってほしいな、と思ったり。
まぁ、バレンタインレベルのイベントだと普段は買わないチョコに手が伸びるのもいいかもしれませんね。
雑記
2月14日夜、関東では雪が降り続いています。
この辺りでは雪景色はちょっと珍しいから、何度も窓の外を見たり。
雑記その弐
図書館から借りた「太陽を曳く馬」(高村薫 著)を先日読み終えたのですよ。
昔読んだ新聞の書評にて、この小説について、
「殺人とは何か、宗教とは何かを問いかけた作品」
とあったと記憶しているので、んじゃ読んでみるかな〜と思ったら。
作中、重要人物の書く手紙にて、「晴子」の名前が出ていたのですよ。
…んじゃこの小説って、高村さんの「晴子情歌」に続いていたのか〜。
確か「晴子情歌」(ハードカバー、上下巻)って、その次の作品の「新リア王」(ハードカバー、上下巻)とも繋がっているらしいんだよね〜。
ええ、まず手始めに「晴子情歌」(上下巻)を図書館から借りてきました。
無意味とは充分承知していますが、こうなりゃ意地です。
投稿者 singer-cat : 23:55 | コメント (0)
2011年02月03日
サイト雑記.02.03
本日、家の近所のコンビニに行ったら、
「マンガ 誰も知らない人気アニメ&マンガの謎」
(株式会社コアマガジン発行) 定価600円
という雑誌(なのかな? コンビニ仕様の本)があったのでですよ。
目次をざっと読んでみたら、都条例の「青少年健全育成条例」改正についてのコラムがあったので購入しました。
コラムも興味深く読んだのですが、この本の中に手塚先生について、マンガとコラムで触れられていたのですよ。
んで作中、
「実は大の阪神ファンだった手塚…」
というコマにて、野球テレビ中継に盛り上がる手塚先生の絵が…。
…なんか、手塚先生にものすごぉぉぉぉく親近感がわいた瞬間というか…。
(白石は野球に興味は無いのですが、白石の身内の男性に野球好きが多かったので、つい親近感がわいてしまうのです…)
全体を通して読んでみると、ところどころに手塚作品や「ブラックジャック」について触れられているので面白かったです。
都条例やマンガの歴史についても書かれていますので、興味のある方は是非読んでみてください。
(発行元がエロ系のためか、エロ系の広告もあって女性には少々しんどい雑誌かもしれません)
ついでに。
絶版マンガについてのコラムがあったのですが、その中で秋山ジョージ氏の「アシュラ」について触れられています。
「第一話から凄惨な飢餓を脱するため、殺人を犯し人肉を食い我が子を育てるも、ついにはその我が子までも食べようとするという、主人公アシュラの母親のショッキングな描写でスタートするのだ」
「簡潔に言うならば、(中略)アシュラは人間らしさとは? というような読者に答えと問いを投げかける素晴らしい作品である」
(「」で括られた文章は、同書P274ページより)
個人的には、これらの作品はたとえ18禁扱いになっても、大人ならば読みたい作品ではないだろうか? と思うのですよ。
(18才をとうの昔に過ぎた白石ですが、是非読んでみたいです)