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2009年11月03日
ATOM感想.11.03
(実際に入力したのは別の日なのですが、観た日に合わせての日記です)
「ATOM」観て来ました〜。
新宿で上映している館がまだあったので行ってみました。
上映10分前に到着したのに同じ映画館で上映しているマイケル・ジャクソンの映画「This is it」がえらい混んでて、目当ての館に入ったら本編がすでに上映中でした。
(その映画館は座席指定制のため、たとえ前売り券を持っていても座席割り当ての列に並ばなければならないのです)
もう公開からかなり経っており上映が1日に2回に減らされていたので、それを見逃したらその日はもう観る事が出来なかったので、無理をしてでも観たのですよ。
(冒頭ちかくの、ピースキーパーの暴走シーンから観ました)
白石は昭和テレビアトムを数回と平成アトム、原作は何話かを読んでいるだけですので、アトムにはそれほど思い入れはないです。
そんな人間が書いている感想、しかもオープニングを見逃した感想でよければ、興味のある方はどうぞ。
(オマケの一言。
座席割り当ての列に並んでいたら、白石の前に並んでいたお嬢さんが取り出したチケットが「ATOM」のチケットでした。館内は暗くてよく見えなかったけれど、割と人は入っていましたよ)
以前NHKのアトム特集のキャラデザや制作現場の言葉を聞いた時は、今回の映画にはさほど期待はしていなかったのですよ。
美麗な3DCGアニメの画面を観に行くか、くらいの気持ちで行ったら。
…わりと面白くないですか、これ。
ハムエッグがゾグに殺されそうになった時、
「50年前のロボット法によってロボットは人間を傷つけられないはずだ!」
と叫んだら、ゾグは
「俺には関係ない(このセリフはちょっとうろ覚え)」
(注。ゾグは100年前に生まれたので、50年前に施行されたロボット法には縛られない)
と返すところは「おお!」と思ったし。
(もちろんアトムが止めましたけど)
アトムの動力源を取り出しながら、テンマ博士がもう一度戻すシーンも面白かったです。
ラストの唐突に出てきたエイリアンは無かった方が良かったんじゃないかなーと正直思いましたが。
(個人的に好きなのは、初めてアトムが空を飛ぶシーン。
しかしなんだって海外の作品は、富士山をぶっ壊さなければ気が済まないんだ)
あとは理想世界である「上部世界」に対して、スラム社会といった「下部世界」の対比には、なんだか2001年公開の「メトロポリス」を思い出したり。
前世紀に映画化された「ジャングル大帝」を観た時は、お芝居の仕方というかキャラクターの動かし方がやや古くさいような気がしましたが(素人の感想ですから、間違っているという前提で読んでください)、「どろろ」や「MW」のような実写化された作品や今回の「ATOM」は今風のテンポになっていて、観ていて「面白い」と感じる事が出来ました。
白石が観たのは字幕版だったのですが、テンマ博士に役所広司氏があてた、とパンフにあったのを見て、吹き替え版も捨てがたかったなー、と思いましたが。
海外でも上映されるそうなので、チビッ子も大きなお友達も「面白い」と思ってくれたらいいですね。
そしてつぶやき。
制作スタッフには、ストーン大統領に「アホの子萌え」でもいたんでしょうか…。
(奴可愛いよ! 側近と真面目に腕相撲なんかしているし! 自分が住む国のトップにいたら迷惑だけど、遠くから見る分にはアホ可愛いよ!)
投稿者 singer-cat : 2009年11月03日 23:55