« 白石いつでもホゲタラだぁ! | メイン | 「虫魂2」報告 »

2007年03月05日

入稿報告 其の壱

入稿完了!
これで虫魂2当日はなんとか新刊が出せることになりました!

…この一言を書くために、それはもう大変な事が…。
(上の一文を世間一般的な文章に翻訳すると、
「いや〜、白石まぁた馬鹿やっちゃってさ〜」
となります)

それでは恒例となった、「白石さんの入稿物語」をどうぞ〜。
(…本人はいつだってスムーズな入稿を目指しているんですけれどね…)

白石が発行する本はあまり売れないので、いつもはコピー誌なのですが、オフセットにて印刷する場合、

1.文庫サイズコース有り(小説書きの好みとして)
2.少部数でも刷ってくれる(大量の売れ残り在庫を抱えるのは嫌っす…)

この二つの条件に合う印刷所でなければ、オフセット本は発行できません。
で、今回「虫魂2」オンリーイベント支援印刷所のなかに、オンデマント印刷で上記二つの条件にぴったりのところがありました。
その印刷所にお願いしようと思い、せこせこ原稿を進め、仕上がりの目処もついてさあ発注だ! と思ったら。
…白石が挙げた条件に合う印刷所を探している人はとても多いらしく、そこは完全予約制で、白石が発注をお願いしようと思ったときには、もう予約は埋まっていました…。

この時点で白石が取れる方法は3通り。

1.他の印刷所を探す。
2.今回はコピー誌で発行する。
3.その次の週の春コミックシティ合わせの発行にする。

2と3の方法はビンボー人の白石にはとても魅力的でしたが、でも虫魂2に出すために、ここまで一生懸命にやったんだよな…と思い直し、文庫サイズ印刷可な他の印刷所を探すべく、ネットの海をさすらいました。
(昔だったら印刷所の情報はイベント会場で貰ってきたチラシのみだった事を考えると、世の中ってどんどん変わっていっているんだな、と思います)
それで白石の希望する部数よりもやや多くなるものの、文庫サイズでその時点からでも受付可能の印刷所を見つけ、そちらにお願いする事にしました。

入稿方法も多様化が進んでいて、時間の関係上、今回はネット入稿にしました。
ネット入稿も印刷所によっていろいろ違いますが、今回お願いした印刷所では

1.原稿データを圧縮し、自分のホームページスペース、もしくは借りているサーバにアップロードする。
2.データのアドレスを印刷所にメールする。
3.発注書とデータ仕様書をファックスで送る(画像データにして一緒にサーバにあげてもいいそうな)
4.銀行か郵便局で入金を済ませる。

…原始人の白石には、一体どこの世界のやりとりなのだろう、と「じぇねれーしょんぎゃっぷ」を噛みしめていました…。
(昔むかしの物語、友人Oちゃんと神楽坂の印刷所に入稿する時、原稿を仕上げるのに時間がかかったため、
「郵送しているヒマはねぇ! 直接入稿で殴り込みだぁ!」
とばかりに最寄りの駅に降り立ち、駅から印刷所までのとんでもねー坂を二人で駆け上がった記憶が蘇ったよ…。あれはあれでいい思い出だと思います…)

他にも書きたい事、サンプルページのアップなどはまた後日。

投稿者 singer-cat : 2007年03月05日 23:55

コメント

コメントしてください




保存しますか?