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2012年10月27日

黒男さん青春物語感想.10.27

「ドイツ人は心配性」
(↑今回のタイトル)

今回はリーゼンバーグ教授の過去(ナチスの科学者Dr.リンゲとして毒ガス開発に関わっていた)と、彼が黒男さんが医師免許を持たない医学生である事を知る展開となっています。

黒男さんがまだ医師免許を持っていない事を隠して教授の手術の助手を務めたのを

「無免許を隠してまで私の技術を吸収しようとしたのか!
…いけないハザマ その倫理観はまるで かつての私と…」

と、危惧します。

読者である私らは、黒男さんが本間先生のような名医を目指してがんばっているのを知っていますが、教授は禁忌の実験を肯定したかつての自分自身を黒男さんの中に見て危惧しているのかもしれません。

…とここまで書いてまとめてみましたが、原作を思い返してみれば、少女を鳥に変身させたり、馬の脳と人間の脳をとりかえるとか、人の脳を別人の身体に移し変えるなんて事はナチスの科学者だって考えなかっただろうと思います…。

教授、黒男さんの倫理観とやらは、あなたの倫理観とは方向性が違うし、ぶっ飛び方というか、突き抜け方というかイカレ方は、黒男さんの方がとんでもないかもしれません…。
(それでもワタクシ、黒男さんの事は好きですよ)

ところで黒男さんが無免許を隠して手術の助手を務めましたが、他の人だったら

たとえば薮さんだったら
「まったくお前はいつも無茶をするんだから! バレたら大変だぞ!
…まぁ、お前ならやり遂げるだろうけどさ」

岡本先輩だったら
「え、ちょっと間君、まだ学生なのに…もぅ! 手術した、なんて学校で言いふらしたらだめだからね!」
(この二人だとある意味身内の思考?)

若キリコだったら
「学生さんは大人しく勉強しているんだな!
…俺の技術が見たい?
よし、じっくりと見ておくんだな! HAHAHAHA!」
(アメリカ〜ン? あの若キリコもアイスクリームがないと反乱を起こすのか?)

他にも書きたい事があるので、また後日。

投稿者 singer-cat : 2012年10月27日 23:11

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