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2009年06月05日
外場村紫陽花だより.06.05
「屍鬼」感想。
現時点以降のネタバレ等(原作寄り)もありますので、興味のある方だけどうぞ。
夏野死亡の回
村を出ていきたかった夏野。
置いて行かれるであろうことを予感しつつ、それでも夏野を見守っていた徹ちゃん。
…それを考えるとこのシーンってやっぱり切ないですね…。
(「屍鬼」という作品中でもこのシーンは山場の一つですよね)
自分の手で夏野の命を奪い、そのことを苦しんでいたら元凶の沙子に気に入られる、というのも、徹ちゃんにとってはかなり悲惨ですし。
忘れていましたが梓さんは夏野が死亡した日に姿を消したんですね。
じゃ結城さんは夏野の葬式を一人で執り行い(近所の人の手伝いもあっただろうけど)、この村に夏野を埋葬する事を一人で決め、葬式が終わった後に
「望んでいた地縁は、こんなにも重かった」
と思うわけだ。
(原作を読んでいた時、この一文で一気に空気が重くなったな)
元子さんも登場。
これで外場村崩壊の原因の人がやっと登場したわけですね。
(最初に原作を読んだ時は元子さんは少々心配性なだけの人だったのが、マンガだと初登場からなんかいっちゃっている人になっている…)
信明さんも動き出してくれましたね。
しかし信明さんの苦悩ってマンガで描けるのだろうかと、いち読者として期待しています。
投稿者 singer-cat : 2009年06月05日 23:45