« ある腐女子の驚き | メイン | 怠けてて本が出るものか »
2006年07月03日
キリコ&ユリ祭り!
今回作画も好みで、物語の流れとしても原作を生かした丁寧な作りで、久し振りにテレビの前で転がっていました〜!
白石の好みのカプは辰巳ジャックなので、キリコが画面に出てもそんなに騒ぐ事もないだろう、と思っていたのですが、何気なく見てもやっぱりキリコって格好いいですよね。
そしてユリさんはとても美人さんだし(美形兄妹やね)
まずは冒頭シーン。
ユリさん、あなた射撃の腕、確かすぎです…。
(威嚇射撃で黒男さんの帽子だけを撃ち抜いた、でいいんですよね?)
そして家の表札が出たシーンでDVDを一時停止させ、ジョルジュさんの名前が「エドワード・ジョルジュ」という事を確かめるヲタクな白石。
でもそーすっと、キリコの名前って「キリコ・ジョルジュ」?
ユリさんの名前は「ユリ・ジョルジュ」?
(ドクタージョルジュがキリコとユリさんに向かって「キリコ、ユリ」と呼びかけていたから、キリコというのはファーストネーム、というか個人名になるはずですよね?)
自分が安楽死させる患者と患者の身内にはとても紳士的に振る舞うキリコですが、黒男さんが相手となるととてつもなく感情的になります。だからといってライフルを人に向けるのはどうかと思いますが。
んが、やはり大人なキリコさん。
黒男さんにノワールプロジェクトの事を教えてくれ、と頼まれると、自分の知っている事を親切に教えてくれます。
ドクタージョルジュの手術開始の際、
「執刀医は私だ。指示にしたがえ」
という、黒男さんのちょっとわがまま発言にも反論する事なく従ってくれます。
(しかし、キリコ氏のお着替えシーンまで見られるとは思っていませんでした。ありがとう製作サイド!)
基本的に紳士の態度を崩さないキリコが、死の床にある父親に
「あんたの語っていた理想はどうした?!」
と激昂しつつ詰め寄ります。
黒男さんが医師の道を選んだのは、医師であったらしい影三さんよりも自分を死の淵から救ってくれた本間先生の影響が大きいと思いますが、アニメにてユリさんの「兄は父を尊敬していました」という言葉からすると、キリコが医師の道を選んだのは間違いなく父親の影響があったはず。
(つか、黒男さん、自分の父親が医師だって知っていたのかどうかも怪しいです。私もアニメで初めて知りました。てっきり商社のビジネスマンだとばかり思っていました)
人の寿命を延ばす内容らしいプロジェクトに関わっていた父親と、「死ぬときは自然に死ぬ」という哲学の元に安楽死を実行するキリコ。今回のアニメでは最後の最後でドクタージョルジュがキリコの哲学を受け入れた---ような気がします。
(もし間違えた事書いていたら大バカ者ですね)
そして今回と前回のキリコ登場の物語を見て思ったのですが。
キリコは優しいです。
これから死を受け入れる患者本人にも、残される遺族に対しても。
彼らのために、キリコはどこまでも優しいのでしょう。多分。
せっかくのキリコ祭りなので、また日を改めて語るかもしれませんね。
どーでもいい事。
原作のキリコ氏の父親が罹った縦隔気胸ですが、白石の親戚で二人ほど罹っています。
中学生の時、
「Jくん(白石より1つ年上)が縦隔気胸の手術で入院するって」
(ああ、キリコのおとーさんが罹ったあの病気か)
とすんなり理解できました。
ちなみにJくんの縦隔気胸はキリコ氏の父親のような特殊なものではなく、通常の手術で完治したそうです。
投稿者 singer-cat : 2006年07月03日 23:55