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2006年06月17日
妄想の刻印
前回の冒頭では密出国&密入国による気疲れからか、ピノコがホームシックらしき愚痴をいったり、そんなピノコを黒男さんが冷たくあしらったりとどことなく暗い雰囲気でしたが、今回は冒頭から二人してラブラブっぷりを発揮しています。
しかもいつもなら安いホテルですますのを、ニューヨーク滞在中はピノコの希望通りスイートルームに泊まります。黒男さん、自分の事を「愛とは無縁だ」とかなんとかさんざんに言ってますけれど、なんだかんだ言って気配りの人です。
(前回ピノコに八つ当たりしたのを相当気にしていた様子)
しかし冒頭で一番びっくらこいたのは、ピノコがNYの空港で英語の文字を見て、あれはどんな意味なのか、と黒男さんに問うシーン。
ちょっと待ておまえさん、ドイツが舞台の「ロボットの腕」で、ドイツ人(だよな?)のトリトン君に手紙を書いていませんでしたか?
(黒男さんの家では英語よりもドイツ語を目にする機会の方が多かったのか?)
その他にもピノコが黒男さんを見習ってか帽子をかぶってみたり、いつもとはちょっと違った服装をしたりと、ピノコファンにとっては目の保養となった回。
(一番の目の保養はホテルでの肌着というか、薄着…やっぱりシンプルなのが一番可愛いですね。日中の服装はちょいと露出度高くね? と突っ込みたくなったけれど)
実を言うとこの原作(「本間血腫」)って、
「心臓を手術している医師が、その心臓が生来の物か人工の物かを、気づかないわけないでしょ?」
と突っ込みたい物語だったりします。
(だってさー、白石は動いている本物の心臓を直接見たことはないけれど、触った時とか、メスを入れた時の感触、縫合したあとの治癒具合--何度手術で血腫を取り除いても、また血腫ができるという設定でしたよね?--で、医師ならばわかるのではないですか? と素人は考えるわけだ)
それがアニメだと
「本間血腫の発見者とされる本間先生もまた、人工心臓開発の関係者だった」
となると、それなりに納得できるんですよね。
(まあ自分たちの開発した人工心臓の欠陥をあんなにおおっぴらに発表するか? とか、なぜ執刀したバート医師は気づかなかったのか、と突っ込みたい気もしますが)
そして今回は任務で失敗が続いたベニーへのサービスポイントか、黒男さんへの狙撃成功シーンがあります。
まー、形見のペンダントが銃弾を防いでくれるにせよ、一応殺傷能力のある銃の弾丸をくらったら、黒男さんもダメージが大きいでしょう。
…でももしあの時、蒼竜さんのライフルで狙撃されていたら、あのペンダントの材質がなんであれ、防げなかったろーなー、と、のほほんと考えます。
そして新しくなったというエンディング。
…好みとしては前の方が歌も絵も好みでしたね。
ちょっとベニーを黒男さんとからませすぎ…。大人っぽい雰囲気を目指したのかもしれませんが、BJファンは誰もそんな展開を望んではいないという事はわかってくれてますよね?
(じゃ黒男さんがキリコやおぼっちゃまとからんでくれたらいいのかというと、えっとぉ…)
でもリボンタイをほどいて歩いていく黒男さんは、これから見られるかと思うと嬉しいかも。
投稿者 singer-cat : 2006年06月17日 23:55