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2006年05月20日
発表するアテのないネタ.03
発表するアテのないネタ続き(発表してるじゃないか、というツッコミはなしでお願いします)
前回、白拍子医師との対決で、えっらく格好良すぎる辰巳テンテーにしてしまいましたが、格好いいだけが辰巳テンテーではない!とばかりに、「ちょっくら格好悪い辰巳テンテー」も書いてみました。
ちなみに自分の好きなキャラクターを、自分の妄想の赴くままに出演させる事が出来るのも同人の醍醐味だと思いますので、とんでもねーキャラクターが、とんでもねー場所に出ても、腐女子のやる事と笑って許してくださったら嬉しいです。
↓妄想ネタ
白拍子の車を見送った辰巳は、肺の中の空気を全部吐き出すかと思われるくらいのため息をついた。その場に座り込まなかった自分を、自分で誉めてやりたかったくらいだ。
「…また無茶な事をするもんだな…」
「キ、キリコ先生!!」
背後から聞こえた苦笑まじりの低い声に、慌ただしく辰巳は振り向いた。
「ど、どうしてキリコ先生がここに…?」
日本医師連盟本部という場所は、安楽死を生業としているキリコにとって、出来れば近づきたくない場所であるはずだ。
「おまえさんと同じだ。あの坊やに釘をさしにきた。先を越されたがね。それにしてもおまえさん、たまにとんでもない無茶をするな…ある程度の確証はあったんだろうが」
「…無茶だった事は認めます…」
ブラックジャックが帰ってこない、とピノコから相談されたあと、辰巳は興信所を使ってその日のブラックジャックの足取りを追った。
足取りが途絶える直前に会ったらしい者のリストに白拍子の名前を見つけ、白拍子のここ数日の動きを調べた事をキリコに話した。
「それで? おまえさんとしてはその報告を読んでどう思う?」
苦笑を消し、幾分真剣な顔でキリコは辰巳に聞いた。
「彼はブラックジャックの失踪に関わっています…確実に」
白石は実際興信所に依頼した事はないので、おかしい事を書いていたら申し訳ありません〜。
投稿者 singer-cat : 2006年05月20日 23:55