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2006年02月27日
二つの見方 絡み合い
黒男さんが活躍しなかったため腐女子スイッチこそ入りませんでしたが、いち視聴者として見ても、いい物語だと思いました。
自分の前から去ったにもかかわらず、五年前と変わらずに幸の手術を医師に依頼するトオル。
賭博場の用心棒という境遇に身を置きながら、黒男さんに幸の手術代を渡すとき
「これは汚い金じゃない」
と、彼なりに仁義を通そうとするところとか。
原作では幸の記憶が戻ったところで終わっていて、ハッピーエンドを予感させますが、アニメでは幸は記憶を取り戻してもトオルを犯罪者として裁き、トオルは実刑判決を受けます。
それでも幸は今度は自分がトオルを待つから、とトオルに伝え、苦さの中にもハッピーエンドを垣間見る事が出来、見終わった時に
「いい物語だったな」
と言う感想が持てます。
ところでアニメ中、幸の下した判決が、「1年3ヶ月」とえらく具体的ですが(原作では判決に関しては何も触れられていません)、これってやはり現職の司法関係者の方からアドバイスを受けたのでしょうか?
(いくらなんでもあてずっぽうで判決を設定するわけはないと思いますし)
とりあえず、「オペの順番」にて出演した検察官が、今日は弁護士だったのには目をつぶっておきます。
(いつ転職したんですか〜…なぁんてね。フフ…)
ただ腐女子としてちょっとだけ贅沢を言わせてもらえば、
「お〜い、間!」
と呼ばれる黒男さんや、
「…もしや間先生とかいいなさるかい」
「フン 今はブラック・ジャックって呼んでくれ」
とのやりとりが見たかったです。
来週は「ふたりのピノコ」
(原作タイトル同じ。さらにさかのぼれば「緑柱石」というタイトルだったらしいですが)
公式サイトで予告チラ見してきたら。
来週は「土砂降り」「人面瘡」レベルの改悪を覚悟した方がいいかもしれません…。
そーいえばピノコがらみで。
5年たってもさほど変わらない黒男さんはよくても、5年たっても成長しなかったピノコに関しては、製作サイドはピノコの成長速度をどう考えているんだろ?
(「NEO」のピノコは成長しているのに…)
きっとそれまでちょっとずつ大きくなっていて、アニメのラストの次の日あたりに、身体を取り替える手術が控えていたのだと思うことにします…。
投稿者 singer-cat : 2006年02月27日 23:14