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2013年04月13日

生存証明.04.13

生存証明として。

映画「アンナ・カレーニナ」観てきました〜!
周りのお客さんはやや年齢層が高めの方々で、文芸作品ゆえなのかと思ってみたり。
(そしてその年齢層の中に混じっても、違和感のない白石…)

原作は昔々の大昔に学校の図書館で一度読んだだけですが、1994年上映の「アンナ・カレーニナ」(ソフィー・マルソー主演)は観ていましたので、あらすじはなんとか頭に入っていました。
でも今回の映画は舞台っぽい演出だったので、面白く観る事ができました。

なんとなくだけど、1994年年版よりも今回の方が映像や衣装等は豪華なような気がします。
(1994年の方はソフィー・マルソーしか覚えていねぇ…)

んで感想。
ヴロンスキーって、今で言うストーカーか?
(だってモスクワで出会ったアンナを、ヴロンスキーがペテルブルクまで追っかけなければ、アンナは死を選ばずに、それなりに幸福な生涯を終える事が出来たのでは?)

あと、映画では登場人物たちは英語で喋っていますが、それでも呼びかけに「名前+父称」と、ロシア式呼びかけだったのにはこだわっているなー、とか。

ヴロンスキーがスクリーンに登場した時、白石の脳内にあったのは
「空色の軍服ぅぅぅぅ!」
でした。

昔読んだ帝政ロシア社会で、軍人が身にまとう服を「空色の軍服」と描写されていて、どんな服なんだろうか? とあれこれ妄想していました。
(ギリャロフスキーの「帝政末期のモスクワ」や「わが放浪わが出会い」とか、アンリ・トロワイヤのロシア皇帝伝シリーズとか)

それらの本を読んでいる時に想像した人々や風景がスクリーンに映し出されているようで、個人的には面白かった映画でした。
(実際のロシア社会とは、海外の人がイメージする日本と実際の日本くらいに大きく違うだろうな、というのはわかっていますから)

他にも書きたい事があるので、また後日。

投稿者 singer-cat : 2013年04月13日 23:55

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