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2010年06月12日
…読書感想と雑記.06.12
テスト前になると全然関係ない分野の本を読んで、頭を使ったよーな気になった事ってありませんか?
そして肝心のテストの出来は…。
……。
人間、消去したい記憶ってたくさんありますよね…。
地元の図書館から借りてきた「人類が消えた世界」読み終わりました。
ある日いきなり人類が一人残らず消えたと仮定し、人類がいない世界はどんな風に変わっていくのか? というテーマを元に、科学者や技術者へのインタビューで構成された本でした。
SFや終末論を連想しながら読んだのですが、それでも充分面白かったです。
(手塚先生の「火の鳥 未来編」は、核戦争によって人類だけでなく全生物が滅亡したストーリーなので、「人類の…」とは読んだ印象が少々違います)
この本で人口増加を問題とする章があったのですよ。
2010年時点の日本では、人口問題とは少子化問題であるので、一応日本人である白石にはピンとこなかったり。
で、この本の著者が在住しているアメリカには、人口抑制に関して先鋭的というか急進的というか、白石が読んだ感想では「どっかイっちゃってる」団体があるらしく
中絶、自殺、ソドミー、人肉食を四本柱とし、ウェブサイトでは人体のさばき方のほかバーベキューソースを使ったレシピまで紹介している
(同書P355 「私たちはこれからどこに行くのか?」より)
そして、ちょっと理解しがたいというか、あんまり理解したくない団体の名称が
「安楽死教会」
…こんな団体が「安楽死」を名乗ったら、キリコは絶対にブチ切れると思う…。
黒男さんだって、キリコの仕事とは違う! と庇いたくなるよ。
個人的な感想ですが、
「もし究極的な産児制限が進んだら?」
という仮定には、ずっと昔に読んだ星新一のショートショート
「最後の地球人」(「ボッコちゃん」に収録されていますね)
を思い出しました。
ついでに雑記。
6月13日は、素人でニワカの付け焼き刃的野次馬ですが、はやぶさからのおみやげを待ちつつ、ケーキと、ほんの少しだけ贅沢なツマミでも買ってこようかと思います。
「はやぶさのカプセル再突入計画」詳細→★
投稿者 singer-cat : 2010年06月12日 23:55