« 生存証明.05.22 | メイン | 生存証明.06.02 »

2010年05月29日

生存証明.05.29

生存証明としての読書感想です。
(こんなのばっかりだな)

先日借りてきた「1984年」と「動物農場」読み終わりました。
「1984年」の後味の悪さはそれはそれは素晴らしかったです。
私としては純粋に面白かったので、興味のある方はどうぞ。

「動物農場」は農場に住む動物たちを登場人物とした、ロシア革命などを風刺した作品らしいですが、白石は無知のためあまり詳しいところまでは理解できず。
年老いたロバのベンジャミンにちょっと萌え。
(インテリ系キャラに弱い白石)

「動物農場」には、病弱だった作者がパリで入院した時の体験を元にした「貧しいものの最期」が収録されていますが、イギリス人である作者がイギリスの看護婦(いまでは看護士?)を微妙に誉めていてちょっと面白かったです。
(手際が良い点とか勤勉な点とかなど)

この作品を辰巳テンテーがもし読んだら
「…もはや歴史でしょうか…」
(日本の普通のお医者さんだから、ここまで劣悪な環境は想像できなさそう。
ちなみに「貧しいものの最期」は、1929年の出来事だそうです)

キリコが読んだら
「…面白い着眼点だな」
(劣悪な環境を知っているので、同意できる点などもあったりして)

投稿者 singer-cat : 2010年05月29日 23:55

コメント

コメントしてください




保存しますか?