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2010年04月28日
汚部屋脱出、未だならず.04.28
汚部屋から脱出しようと、部屋に陣取っている本の仕分けをしてみたのですよ。
本棚の奥深くから、最近読んでいない本を引っ張り出してみたら
「人はなぜエセ科学に騙されるのか」
カール・セーガン著 新潮文庫
が出てきました。
本屋で見かけて即買いし、とりあえず一読した記憶はあります。
一読はしたのですが…。
アタシぃ、この本、もう一回読みたいかも?
(なにしろ買ったのが遠い昔なので、内容をほとんど忘れているのです)
先進国が「未開」と分類する狩猟民族の人々(その集団内では大人と認められる成人男性)が、獲物の足跡や天気、獲物のフンの状態を分析して
「獲物は現在、どこにいるのか?」
と彼らが分析するのは、それは立派な科学ではないでしょうか? という主張はかろうじて覚えています。
まあ本職の科学者である著者が、少々いかがわしい科学を論破するのは当然の態度だと思います。
でも、その少々いかがわしい科学やら伝説などの「トンデモネタ」がマンガや小説のネタになってきたのも事実ですので、ちょっと妄想の余地は残してほしいな、と思ったり。
念のため書いておくと、この本は似非-エセ-科学の論理によって、女性や特定集団の人々から学ぶ機会を奪う事は決して許される事ではない、と読者に訴える本でもあります。
白石では上手く説明しきれないので、興味のある方はどうぞ。
投稿者 singer-cat : 2010年04月28日 23:55