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2010年01月05日
最後の屍鬼感想.01.05
以下は白石が書く文章としては最後となるSQ版屍鬼感想です。
興味のある方だけどうぞ。
(マンガ版を気に入っている人は、読まない方が良いです)
コミックマーケットカタログにて「屍鬼」連載を知った時は、本当に嬉しかったんですよ。
自分が感動したあのシーンなどがマンガで読める! って。
「屍鬼」という小説が一般受けしそうにない鬱展開だからこそ、なんとしてでもラストまで続いて欲しいからジャンプSQを買い続けて、アンケートも出し続けたのですよ。それなのに。
今月のアレ、何?
夏野起きあがったんだー。
人を襲わなくても生きていける人狼なんだー。
(しっかり描かれていないから不明だけど)
屍鬼サイドを殲滅させたら、自分も綺麗に死ぬ覚悟があるんだー。
徹ちゃん良かったねー。
自分が襲撃した夏野に殺されるなら、徹ちゃん罪悪感を感じなくて済むねー。
「村は変わる……かつてからは想像もつかないような、途方もなく歪(いびつ)な姿に」
「それこそ起き上がりですね」
(「屍鬼」下巻P720より)
私にとってマンガ版「屍鬼」は、まさしく「起き上がり」でしたよ。
大好きだった小説と同じ名前でありながら、歪んで蘇った「起き上がり」。
「屍鬼」という小説が鬱展開だからこそ、応援したくてアンケートを出し続けてきましたが、マンガ版が小説「屍鬼」とは違う展開をするというのなら、私がアンケートを出す意味が無くなりました。
もうジャンプSQは買いませんし、アンケートも出しません。
今後サイトで「屍鬼」を語る事もないでしょう。
投稿者 singer-cat : 2010年01月05日 23:48