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2008年12月10日

読み・書き・妄想

ブログに表記される記事が(以下略。最近こんなんばっか…)。

過去に映画化された小説を図書館にて借りてきたのですよ。
本を開いたら旧字体で書かれていました…。
(初版は1952年発行、2006年第10版でした。世紀をまたいでも旧字体の小説を再販し続ける岩波は根性あるなぁ…)

白石は年寄りですが一応戦後の生まれですので、旧字体は読めはしますが書くのは出来ません。
昭和40年代後半〜50年代の「ブラックジャック」連載時、30歳前後と設定されていた黒男さんや手塚医師、辰巳テンテーも同じように旧字体は読めはするけど書けなかったのではないかと思います。
(実際の手塚先生は戦前の生まれだから、書こうと思えば書けたのではないかと。デビュー前のマンガを見ると旧字体の箇所がありますし)

専門的に学んだわけではないので断言は出来ませんが、日本語の文字って20世紀の間にずいぶん変わっていますよね。
英語圏はあまり変わっていないイメージがあるのですが、実際はどうなんでしょう?
(戦時中のドイツを扱った小説で、覚えるのが面倒な書き文字が戦時中に廃止になった事がチラっと出てきたけど)
戦前の公衆衛生か何かに関する資料をキリコが持ってきて、
「辰巳君、俺にはこの記事は少々難しいのだが訳してくれないだろうか?」
と言われて、涙目になる辰巳テンテーを想像しました。
(読めはするけど時間がかかるだろうな)

投稿者 singer-cat : 2008年12月10日 23:55

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