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2006年12月13日

入稿完了

入稿完了〜!
いつもながら小説としての出来に不安がありますが、小説の神様とコミケの神様・米澤代表の心はとぉっても広いから、一生懸命作った作品なら受け取ってくれるさ!

サンプルとして小説ページにアップしておきましたので、暇な方はどうぞ。

ここまでが簡単な報告。以後は白石の長いだけの報告が続きます。暇な方はおつきあい下さい。


小説をとりあえず形にし、イラストレーターで作った版下データに流し込み、ページ数を計算。
そうしたら本文、表紙・背表紙の4ページ分、中表紙、奥付にページ数が丁度ぴったり。挿し絵をつけたかったのですが、最低でも4枚以上は描かないとだめなので断念。
結果として前書きも後書きもフリートークもない小説だけの本という、ある意味すがすがしい本になりました。

小説が出来上がった後、Tに校正依頼のメールを送る。いつも通り快くTは引き受けててくれましたが、今回はFAX送信する時ちょっと申し訳なかったです。
(量がいつもの2倍くらいあったから)
んで送信し、校正してもらった後もアクシデント。テキストデータを版下に流し込んでみたら。

…終了していない小説が一本ありました…。

大急ぎで仕上げて再度Tに連絡を取り、校正してもらい、なんとか完全原稿になりました。


入稿日当日〜マックたずねて三千里〜
データ入稿する際は出力見本をつけるのですが、今回カバーをつけるため、家のプリンターでは縮小しないと出力できません。原寸で出さないといけないと思い、キンコーズでの出力を計画。
入稿する印刷所は東京駅近辺なので、東京駅周辺のキンコーズを調べたら駅内にあるとの事でした。
じゃあ東京駅で出力してから印刷所に行けば大丈夫! と思い東京駅内のキンコーズに行ってみたら、そこではマックは対応していないとの事でした(白石のパソコンはマック)
半泣きになりつつ、一番近い支店を確認したら京橋支店なら対応して歩いても行ける、との事なので、地図を見たり慣れない携帯のGPSを使いながらたどり着く。そこで言われた一言。

「すみません、今マック対応のプリンターが故障しているんです」
…半泣きが2/3泣きになりました…。

「…一番近い支店はどちらになりますか?」
「日本橋支店でしょうか?」
「…歩いて行けますか?」
「歩いて、ですか? ちょっと遠いですね〜」
この日は印刷日当日。ここで諦めたら本は出ません。今までの苦労も、Tにしてもらった校正も無駄になります。
結局、外に出てタクシーを拾いました(ヘタレな白石にも物書きの魂)

日本橋支店に着き、カバー表紙を出力。本文データ最後のチェックをしていたら、開かないデータを見つけ修正(画像データの名前を変更したのに、本文データの方を修正していなかった)
この修正が出来たから、ここまで来たのも無駄ではない、と前向きに考えてみる。

出力見本を握りしめ、店を後にする。方向オンチの白石が目的地までにたどり着ける自信はありません。またタクシーのお世話になりました。
(家で出力した印刷所の住所を運転手さんに渡して)
「すみません、こちらまでお願いします」
「(住所を見ながら)ここは何でしょうか?」
「印刷所です」
「ああ、じゃあお仕事なんですね」
…そんなご大層なもんじゃありません…、とは思いましたが、黙ってました。
運転手さんは最後まで仕事だと思ってくれたらしく、下りるときにレシートくれました(タクシーでレシート貰ったのは初めてです…)
ありがたいと思いつつ、このレシートが役に立つ時は来ないことに、ちょっと申し訳なくなりました。

ごたごたがありつつも、これで新刊は出ます。

おまけ。
日本橋支店で会計をすませる時に、お店の人が「カラー出力が今安いんですよ」と教えてくれる。
いつまでですか? と聞くと年内一杯との返事。
コピーに来るかもしれない、と思った同人が約一名。
(つか、冬コミ見越してのサービス?)

投稿者 singer-cat : 2006年12月13日 23:55

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