« 選別純化された妄想 | メイン | 拍手返信04.27 »

2006年04月24日

言動不審の白石

最近の黒男さんアニメの萌え暴走っぷりに、自分の理性が保てなくなっている白石です。

ですが一つ懺悔。

オープニングアニメのカット等は、言ってみればポスターを見るような感覚で見ていたから、黒男さんが帽子かぶって森の中をピクニックしよーが、炎天下を歩こーが、雪山歩こーが気になりませんが。
(本当は
「日差しの強い時は自分だけじゃなくてピノコにも帽子かぶせましょうよ黒男さん」
とか、
「…その服装で冬山歩くなんざ、冬山なめてませんか黒男さん?」
とツッコミたい気持ちは多少あるけれど)

普通の街中を、あの帽子をかぶって歩かれると、やはりインパクトは大きかった…。
(それでもちゃんと黒男さんと気付いてあげたピノコはやはりえらい。私だったら、頭の中で結びつけるのを拒否するな。きっと)

でもよ〜く考えてみれば、特定分野では天才的技量を発揮するのに、日常生活ではちょっくらズレている天才って、白石のツボでした。

あの帽子は、黒男さんにとっては正式(?)な変装ルックなんですよ。
(実際役に立っているかどうかは、この際関係ない)

だから手術後、友引刑事に見送られる時も
「…ところで先生、本当にその格好で行くつもりなのかい?」
「奴らに見つからないように行くためだからな」(黒男さんは真剣)
「…………(かえって目立っているっつーの!)」

で、友引刑事がマスターと黒男さんの服装に関して話した時、
「…先生は医者としては、本当に素晴らしいお医者さんなんですがねぇ…」
「…天は二物を与えず、ってヤツか…」
でも白石は、そんなちょっととぼけた黒男さん(本人は大真面目)が大好きです。ええ。

なんか帽子の話しかしていませんね(そのうち慣れますから)
それ以外に面白かった点など。

友引刑事との電話のやりとりは、刑事さんが黒男さんを口説いているようにしか見えなかったし。
(その口説きをさらりとかわす黒男さんもかっこかわいいし)

本間医院がえっらく人里離れた場所に立っていて、あんなところまで患者さんがたどり着けるのだろーかと思ってみたり(ご自分の研究資料の整理が目的で、病院経営は二の次?)

黒男さんが「またお世話になります」と一礼しているのを見て、本間先生に対してはどこまでも礼儀正しい黒男さんかわいいな、と思ったり。

そしてタイトルにもなったピノコ。

個人的にはピノコメインのストーリーで、ピノコ萌えしたアニメとしてはかなり上位にくる事が予想されます。

なんかこれまでのアニメで、意味もなく騒いでいた回にくらべると、全ての行動が可愛い。

冒頭の泣きじゃくるシーンとか、黒男さんが死んだ、という知らせを必死に否定するところ、養女に行くことを受け入れるシーンとか。

ラストで、暗殺者からかばうために、黒男さんの前に身体はって立ちふさがろうとするところなんか、そうそうピノコってこんな強い面もちゃんとあるんだよ!!!!!!とテレビの前で転がっていました。
(ピノジャ者としては「おいしいシーンをありがとう!」でした)

ただ一つだけ、これからのアニメにおいて個人的に「これだけはいじってほしくない」という点。
不発弾事故に関しては、原作では
「特に悪意や殺意があったわけでもない。ごく普通の人たちのちょっとした金銭欲や無責任が、幸福だった一人の婦人を殺し、一人の少年に重症をおわせるという、無惨な事故をひきおこした」
というやりきれなさも、ブラックジャックという作品の魅力の一つだと思っています。

だれを憎んだらいい?
殺したいほどの怒りを誰にぶつけたらいい?
不発弾をうちこんだアメリカ軍か?
不発弾を掘り出さなかった作業班か?
それとも危険という立て札をはずした誰かか?
もう その誰もかれもとっくにいないときに起こったのだ

マンガのセリフを目で読みながら、黒男さんの怒りややりきれなさに思いを巡らせたのに、それがどっかの組織のせいでした、という事に変えられたら、本気で
「…あの時の感動を返してください…」
と言いたくなるかも知れません。

でも次回の黒男さんアニメにも期待を大きくする白石でした。
そういえば次回のタイトル

「北欧の黒い天使」

……。
ああ、そうですとも!
黒男さんは腐女子の魂を煩悩京へといざなう黒き天使様ですとも、ええ!!!!!
私ら腐女子は

♪去り際 振り返るとそこに 
♪ミカエル ガブリエルのように
♪輝く黒男さんを見たの

となるんですよ!(かなり眠いので、意味不明の文章となっている事をお詫びします)

投稿者 singer-cat : 2006年04月24日 23:55

コメント

コメントしてください




保存しますか?