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2006年02月04日

妄想提供者

ようやっとこさ「縫い目皮膚の提供者」見ました〜。

原作では皮膚の提供者のタカシに会う事なく終わっていて、タカシはどんな青年になったのだろう、といろいろ想像しますが(黒男さん宛の手紙の文面で、知的な青年だろうとは想像できますが)

アニメではややワイルドな青年になっていて、タカシが現在やろうとしている事(工場爆破)を黒男さんにはすべて肯定する事が出来ない、という微妙なすれ違いが描かれています。

それでも観覧車での別れ際のシーン。
…黒男さん、いくら長年探していた恩人と別れるからといって、そんな切なそうな顔をするもんじゃありません!
(かわいい人にそんな切なそうな顔をされると、画面の前でころがってしまいます!)

(以下、頭の腐りきった腐女子感想全開)
だってさー、よく考えたら、異形の証でもある「色の異なる皮膚」を堂々と人の目に晒すなんて、
「私はこの皮膚をくれた人をたとえ不都合があろうとも決して忘れませんよ」
と言っているようなもんじゃありませんか!
(「土砂降り」にて、きよみさんが「私の皮膚を使って下さい」と言った気持ち、ちょっとわかるかも)

第2オペ室の妄想設定では、子供時代、間久部がタカシの皮膚を見て
「変な皮膚。新しい皮膚に替えなよ、僕のあげるからさ」
と言って黒男さんとケンカして、間久部が謝りまくり。
んで辰巳テンテーは事情を知っているから口には出せないけれど、
「子供時代の恩人って、ある意味最強だよな…」
と壁に向かってため息の一つでもつき。

でもキリコはそういうところにこだわらなさそう。
たとえカップルの関係になったとしても、黒男さんの昔は昔として、とやかく言わなさそう。
「そうか、大切な皮膚なんだな」
と軽く手を触れて終わり、みたいな。

おや、こう考えるとキリコって大人だ。

投稿者 singer-cat : 2006年02月04日 23:47

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